建築家が手掛ける家は住みにくい?

建築家が手掛ける家は住みにくい?


デザイン性が高い建築家の家は、「カッコいいけど、住みにくい」と
イメージを持たれることがあります。
たしかに、建築家が手掛けた家のなかには、
デザイン性が優先された住まいも見受けられます。

デザインの良い家=住みにくい?


建築家によるデザイン性の高い家は、
見た目はおしゃれでカッコよくても
住みにくいといわれることがあります。

実際に、デザインを優先して機能性を軽視した住みにくい家や、
奇抜なデザインから万人には受け入れられない家もあるのは事実です。
また、デザインやライフスタイルの提案として、
先進的な取り組みを盛り込んだ家は、住む人を選んだり、
住む人に工夫が必要であったりするでしょう。

単にデザイン性をだけを追求するのではなく、
機能性を重視した設計であれば住みやすい家になります。
建築家によるデザイン性の高い家のなかには
住みにくい家もあるものの、
多くはデザイン性と機能性を両立させた、
おしゃれで住みやすい家なのです。

“住みにくい家”は施主要望の把握不足か。


建築家による注文住宅で住みにくい家の多くは、
施主のニーズやライフスタイルを深く把握せずに、
デザインを優先しているのが原因です。

たとえば、「余計なものをそぎ落としたシンプルな住まい」を
コンセプトにしたとします。
施主が今の住まいに対して、「収納が少なくて住みにくい」と
感じているのに、シンプルな住まいを追求するあまり、
収納を極端に減らしてしまっては、
住みにくい家になってしまいます。
あるいは、「ガラス張りのカッコいいバスルームにしたい」という
施主のニーズがあっても、家族や友人がよく泊まりに来るのであれば、
隠せる工夫がないと、住みにくい家になってしまうでしょう。

住みやすい家づくりには、建築家が施主に対して、
家族構成やライフスタイル、嗜好、
今の住まいへの課題や住まいに求めることなどを、
丁寧にヒアリングすることが欠かせません。
そして、建築家がプランを工夫することで、
デザイン性と機能性を両立させた住みやすい家が実現します。

建築家は、“住みやすい家”がつくれる


ハウスメーカーは主に規格型注文住宅を扱っているため、
狭小地や不整形地には対応できないことや
土地を効率よく使えないことがあります。
また、斬新なアイデアを盛り込んだ設計を求めるのは難しく、
内装材や外装材、設備なども使用できるものが限られているなど、
対応できることには限界があるのが一般的です。

一方、建築家が設計する住宅は、真の自由設計のため、
土地の特性や施主に合わせた住みやすい家をつくることが可能です。
狭小地や不整形地であっても、建築家なら独自のアイデアにより、
土地の特性を活かしたプランの提案がされることが期待できます。

また、家族構成やライフスタイル、嗜好などによって、
住みやすいと感じる家は十人十色です。
自分や家族が住みやすい家は、ほかの人にとっても
住みやすい家とは限りません。
完全なオーダーメイドの建築家との家づくりなら、
自分や家族に合った住みやすい家がつくれます。

たとえば、一般的には寝室や子供部屋といった
個室を設けてプライバシーを重視しますが、
完全に仕切った個室を設けず、
緩やかにつながる住まいを希望する人もいます。
さらに、個室を設けないといっても、
様々な間取りやデザインが考えられます。
施主のニーズを踏まえながら、いかにデザイン性が高く、
住みやすい家を実現するかは、建築家の腕の見せ所です。

“住みやすい家”づくりは建築家への相談から


ただし、建築家なら誰に頼んでも同じような家ができるわけではなく、
住みやすい家が実現できるかどうかは、
施主との相性によるところもあります。
また、一言で「おしゃれでカッコいい家」といっても、
様々なデザインテイストがあり、
建築家によって得意とするデザインの方向性は異なります。

そこで、建築家との家づくりを考えたら、
まずはホームページの施工事例などを参考に探して、
気になる建築家に相談してみるのがおすすめです。
多くの設計事務所では、初回の相談料は無料で受けつけていますので
一歩踏み出しては如何でしょうか。